釣具店で「8号」や「20号」と聞いても、「それって何グラム?」と迷ったことはありませんか。
釣りのオモリには「号」「グラム(g)」「オンス(oz)」といった異なる単位が使われており、初心者が最初に戸惑うポイントのひとつです。
この記事では、すぐに使える釣りオモリ換算表(号⇔g⇔oz)を掲載し、釣り方別におすすめの重さや選び方のコツもわかりやすく解説します。
堤防・投げ釣り・ルアー・船釣りなど、どんなスタイルでも使える実用情報をまとめました。
この記事を読めば、釣具店でも釣り場でも迷わず最適なオモリを選べるようになります。
初心者の方も、この記事で「オモリの重さの感覚」をしっかり身につけましょう。
釣りの「オモリ換算表」とは?初心者でもすぐわかる基本

釣りで欠かせない道具のひとつがオモリ(重り)です。
オモリは、仕掛けを沈めたり、安定させたりするための重りで、釣りの成功を左右する重要なパーツです。
しかし、オモリには「号」「グラム(g)」「オンス(oz)」といったさまざまな単位があり、初心者が混乱しやすいポイントでもあります。
オモリの役割と重要性
釣りにおけるオモリの主な役割は、仕掛けを水中で安定させ、狙った層(タナ)に素早く到達させることです。
風や潮の流れが強いときは重いオモリ、浅瀬や小魚狙いのときは軽いオモリが適しています。
| 状況 | オモリの重さ | 理由 |
|---|---|---|
| 風や潮が強い | 重め(10号以上) | 仕掛けを安定させるため |
| 浅場や小魚狙い | 軽め(1~5号) | 魚への違和感を減らすため |
| 船釣り・深場 | かなり重め(30号以上) | 水深に合わせて沈下速度を上げるため |
つまり、オモリは「重いほど良い」わけではなく、状況に合わせて使い分ける道具なのです。
「号」「グラム」「オンス」の違いとは?
釣具の世界では、オモリの重さを表すときに「号」という独自の単位を使います。
一般的に、1号 ≒ 約3.75グラム(g)とされていますが、メーカーや素材によって多少の誤差があります。
| 単位 | 意味 | おおよその重さ |
|---|---|---|
| 号(ごう) | 釣具業界の重さ単位。1号=約3.75g | |
| g(グラム) | 一般的な重さの単位。世界共通で使用 | |
| oz(オンス) | 海外(特にルアー釣り)で使われる単位。1oz=約28.35g |
この違いを理解しておくと、国内外の釣具を比較したり、釣り方に応じたオモリ選びがスムーズになります。
換算表を活用すれば、どの単位でもすぐに重さを把握できるようになります。
釣りオモリの換算表(号⇔グラム⇔オンス対応)

ここでは、釣りオモリの号数をグラム(g)・オンス(oz)に換算した早見表を紹介します。
「何号が何グラム?」「1ozって何号?」といった疑問を、この表で一目で解決できます。
オモリ換算早見表(一覧表)
以下は、一般的な換算値をもとに作成した早見表です。釣具メーカーによって多少の誤差がありますが、目安としては十分使えます。
| 号数 | グラム(g) | オンス(oz) |
|---|---|---|
| 1号 | 約3.75g | 約0.13oz |
| 2号 | 約7.5g | 約0.26oz |
| 3号 | 約11.25g | 約0.40oz |
| 5号 | 約18.75g | 約0.66oz |
| 8号 | 約30g | 約1.06oz |
| 10号 | 約37.5g | 約1.32oz |
| 15号 | 約56g | 約1.97oz |
| 20号 | 約75g | 約2.65oz |
| 30号 | 約112g | 約3.95oz |
| 40号 | 約150g | 約5.29oz |
| 50号 | 約188g | 約6.63oz |
目安:1号 ≒ 3.75g ≒ 0.13oz と覚えておくと便利です。
オモリ換算の計算式と簡単な覚え方
「表がなくても自分で計算したい」という場合は、以下の計算式で換算できます。
| 変換方向 | 計算式 |
|---|---|
| 号 → g | 号 × 3.75 = g |
| g → 号 | g ÷ 3.75 = 号 |
| g → oz | g ÷ 28.35 = oz |
| oz → g | oz × 28.35 = g |
たとえば「8号のオモリ」は、8 × 3.75 = 30g。
「約1ozのルアー」は、28.35 ÷ 3.75 ≒ 7.5号程度になります。
“1号=約4g”とざっくり覚えるのも、現場での判断には便利です。
釣り方別おすすめオモリ重量

釣りの種類によって、最適なオモリの重さはまったく違います。
ここでは、代表的な釣りスタイルごとにおすすめのオモリ号数を紹介します。
釣り場やターゲット魚に合わせて選ぶことで、釣果が安定しやすくなります。
堤防釣り・サビキ釣りにおすすめのオモリ
堤防や岸からの釣りでは、水深が比較的浅く、潮の流れも穏やかです。
そのため、軽めのオモリで十分対応できます。
| 釣り方 | おすすめ号数 | 対象魚 |
|---|---|---|
| サビキ釣り | 3~8号 | アジ、イワシ、サバなど |
| ウキ釣り | 0.5~5号 | メジナ、クロダイ、フナなど |
| 投げ釣り(ちょい投げ) | 5~10号 | キス、ハゼなど |
風や潮が弱い日は軽く、流れが強い日は重くするのが基本です。
投げ釣り・船釣り・ルアー釣りのオモリ目安
沖釣りや深場の釣りでは、潮の速さや水深が大きく影響します。
仕掛けが流されるのを防ぐため、やや重めのオモリを使うのが一般的です。
| 釣り方 | おすすめ号数 | 対象魚 |
|---|---|---|
| 本格的な投げ釣り | 15~30号 | シロギス、カレイなど |
| 船釣り(近海) | 30~60号 | アジ、イサキなど |
| 船釣り(深場) | 80~150号 | タイ、アカムツ、キンメなど |
| ルアー釣り | 1/16oz~1oz(約1~28g) | シーバス、バス、青物など |
特にルアー釣りでは、「1/4oz」「1/2oz」などオンス表記が主流です。
1/4oz=約7g、1/2oz=約14g、1oz=約28gと覚えておくと便利です。
川釣り・渓流釣りのオモリ選び
川釣りでは、流れの速さによって適切な重さが変わります。
軽すぎると流され、重すぎると自然な動きが出せません。
| 環境 | おすすめ号数 | 対象魚 |
|---|---|---|
| 穏やかな流れ | 0.5~2号 | ヤマメ、アマゴなど |
| 中流?速い流れ | 2~5号 | イワナ、ニジマスなど |
| 深場・本流 | 5~10号 | 大型トラウト、ニゴイなど |
「自然な流れでエサが流れる重さ」を探すのが上達のコツです。
オモリ選びで失敗しないコツ

オモリは重さだけでなく、形状や素材も釣果に影響します。
ここでは、初心者がよく陥る失敗パターンと、正しい選び方のコツを紹介します。
重すぎる・軽すぎるオモリのデメリット
オモリの重さを間違えると、魚のアタリが取りにくくなったり、根がかり(仕掛けが引っかかる)しやすくなります。
| オモリの状態 | デメリット |
|---|---|
| 重すぎる | エサやルアーの動きが不自然になり、魚が食いつきにくい |
| 軽すぎる | 風や潮に流され、狙ったポイントに届かない |
基本は「底に着くけれど、動きが止まらない重さ」を目安に選ぶことです。
風・潮の速さでオモリを変える考え方
風や潮の速さによって、同じ釣り方でも最適なオモリが変わります。
例えば、穏やかな日なら5号でも十分ですが、風が強い日は10号に変えるだけで安定感が増します。
| 状況 | おすすめの調整 |
|---|---|
| 風が強い日 | +2~3号重くする |
| 潮が速い | +5号前後重くする |
| 魚が小さい・食いが渋い | -1~2号軽くして違和感を減らす |
現場では複数の重さを持って行くのが鉄則です。
「今日は流れが速いな」と感じたら、すぐにオモリを変えて対応できるようにしておきましょう。
釣り初心者が持っておくべきオモリの種類
初心者がまず揃えるべきなのは、釣り場と釣り方に合った基本形状のオモリです。
形状によって沈み方や引き抵抗が変わるため、場面に応じて使い分けると効果的です。
| 形状 | 特徴と用途 |
|---|---|
| ナス型 | 万能タイプ。サビキ釣りや投げ釣りに最適 |
| 中通し型 | ラインを通せるタイプ。根がかりしにくい |
| 丸型 | 浅場や流れの穏やかな場所に適する |
| 六角型 | 潮の流れが速い場所で安定しやすい |
最初は、ナス型3~10号程度を数種類持っておくのがおすすめです。
これでほとんどの釣り場に対応できます。
オモリに関するよくある質問(Q&A)

ここでは、初心者がよく疑問に思う「オモリの選び方・換算・素材」などについてまとめました。
現場で迷ったときにもすぐ役立つ内容です。
Q1:「号数が同じでも重さが違うのはなぜ?」
釣りオモリは、同じ「号数」でもメーカーや素材によって重さが微妙に異なります。
たとえば、鉛(なまり)製とタングステン製では比重が違うため、同じ号数でもサイズや沈み方が変わります。
| 素材 | 比重 | 特徴 |
|---|---|---|
| 鉛(なまり) | 約11.3 | 価格が安く、標準的な重さ |
| タングステン | 約19.3 | 鉛より小さく重い。沈下速度が速い |
| スズ・ブラス | 約8~9 | 環境にやさしいが、やや軽め |
号数はあくまで目安であり、素材によって実際の重さが異なると覚えておくと安心です。
Q2:「素材(鉛・タングステン)で何が変わる?」
素材によって、オモリの沈み方・感度・環境への影響が変わります。
タングステンは高価ですが、同じ号数でも小型化でき、風や潮の影響を受けにくい特徴があります。
| 比較項目 | 鉛オモリ | タングステンオモリ |
|---|---|---|
| 価格 | 安い | 高い |
| サイズ | やや大きい | 小さい |
| 沈下速度 | 標準 | 速い |
| 感度 | 普通 | 高い(底の感触が分かりやすい) |
| 環境負荷 | やや高い | 低い(エコ素材) |
特にルアー釣りや深場釣りでは、タングステンオモリの感度の高さが有利です。
Q3:「ルアー用の重りは号数表記なの?」
ルアー釣りでは、主にオンス(oz)やグラム(g)表記が使われます。
特にバス釣りやシーバス釣りでは、「1/4oz」「1/2oz」などの表記が一般的です。
| 表記 | 重さ(g) | 相当する号数(目安) |
|---|---|---|
| 1/8oz | 約3.5g | 約1号 |
| 1/4oz | 約7g | 約2号 |
| 1/2oz | 約14g | 約4号 |
| 1oz | 約28g | 約7.5号 |
ルアー釣り=オンス表記、一般的な釣り=号数表記と覚えておけば間違いません。
まとめ:換算表を活用して、自分の釣りにぴったりのオモリを選ぼう

この記事では、釣りのオモリ換算表を中心に、号・グラム・オンスの違いや選び方のコツを紹介しました。
最後に、この記事のポイントを整理しておきましょう。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 基本換算 | 1号 ≒ 3.75g ≒ 0.13oz |
| 釣り方別目安 | サビキ:3~8号/投げ釣り:15~30号/船釣り:30~60号 |
| 素材選び | 鉛=安い・標準、タングステン=高感度・小型 |
| 実践のコツ | 風・潮に合わせて重さを調整。複数号数を常備 |
換算表を理解すると、釣具選びも現場判断も圧倒的にスムーズになります。
特に「何号が何グラム?」を即答できるようになると、釣り仲間から一目置かれる存在に。
次に釣り具店へ行くときは、この知識を思い出して、自分にぴったりのオモリを選んでみてください。
それが釣果アップへの確かな第一歩になります。

